デノンのAVアンプの頂点に相応しいクオリティと最大260W※の大出力を備えながら、一筐体に13chのパワーアンプを搭載するという相反する課題を克服するために、パワーアンプ回路をチャンネル毎に個別の基板に独立させたモノリス・コンストラクション構成を採用。チャンネル間のクロストーク、振動による音質への影響を排除することにより、チャンネルセパレーションを極限まで高め、純度の高いリアルな音場再生を実現しています。増幅素子にはHi-Fiアンプの設計思想を踏襲した大電流タイプのパワートランジスタ「Denon High Current Transistor (DHCT)」を採用。このDHCTをヒートシンク上に格子状にレイアウト、さらにヒーシンク全体をカバーする2mm厚の銅板によって放熱効率を高め、発熱が大きくなる大音量再生時であっても安定性の高いスピーカー駆動を実現しています。ヒートシンクには共振の少ないアルミ押し出し材を使用。さらに、新開発のフィルムコンデンサーやインダクターなど、厳選された高音質パーツをふんだんに採用。基板パターンの箔厚を2倍にしてインピーダンスを下げることにより、エネルギー感と安定感を向上。これまでのフラッグシップモデルであるAVC-X8500Hを凌駕するサウンドを実現しました。
ブランド:DENON